2017年度公益財団法人JKAの補助事業について
1. 補助事業の概要
(1) 事業の目的
当院では、通常のリハビリテーションに加え、神経の回復を狙ったニューロリハビリテーションを積極的に実施しておりますが、その中でもロボットスーツHAL®については導入費用が高額であるため平成29年9月30日まで業者レンタルという形で運用しておりました。継続的な利用により多くの患者さんの治療効果が上がると考えた当院の運営母体である栃木県医師会は、競輪の補助事業である公益財団法人JKAによる公益事業振興補助事業を受け平成29年10月1日より同機器の購入を行い継続的な利用が可能となりました。
(2) 実施内容
機器の整備
HAL®自立支援用 単関節タイプ(左右)セット FS01-R・L00JP
(3) 成果の公表
上記機種は高額であったため、単年度レンタルで使用しておりましたが、補助事業を受けることにより購入することができ、継続的な利用が可能となりました。
詳しくはこちらをご覧ください(HAL®のページへ)。
2. 予想される事業実施効果
今回導入した機種は足だけでなく腕にも利用できる機種を導入しました。これによって多くの患者さんに利用できると考えております。
今後とも同機種に対する調査研究を継続し発信していく事で、患者さんの治療向上及びわが国の課題である高齢化社会の中での介護負担軽減に貢献したいと考えております。
3. 印刷物等
塩原病院だより冬号(1月1日発行)にて、こちらの補助事業について詳しく掲載いたします。完成次第、ホームページに公開いたしますのでしばらくお待ちください。
4. こちらの事業についてのお問い合わせ先
栃木県医師会塩原温泉病院総務課(電話:0287-32-4111)